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#8|大橋貴洸四段vs藤井聡太四段~ぷち棋譜解説~

橋貴洸四段の昇段祝賀パーティーの模様
出典:pinterest.comより

 

藤井聡太四段~公式戦8戦目の対局相手は、大橋貴洸四段です。

大橋貴洸四段は、横歩取りや角換わりを得意とする居飛車党です。

対局は、2017年3月10日に行われた、第48期新人王戦の2回戦です。

新人王戦に出場するには、色々な条件が必要で条件を満たすと、アマや女流棋士、奨励会三段の人達が出場できる棋戦です。

藤井聡太四段は1回戦はシード、2回戦からの登場。

[先手]大橋貴洸四段[後手]藤井聡太四段で始まり、144手で藤井聡太四段の勝ちとなりました。

藤井聡太四段は、公式戦8連勝です。

 

それでは藤井聡太四段、8戦目の棋譜を少しだけ解説していきます。

私が気になった局面を、将棋ソフトを使ってぷち棋譜解説です。

※将棋ソフトの解析が絶対正しいとは言い切れませんが、私の解説も正しいと言えません。
間違っている場合は指摘してください。

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第48期新人王戦|大橋貴洸四段vs藤井聡太四段の棋譜

対局日2017年3月10日
棋戦第67期王将戦一次予選2回戦
持ち時間各3時間
先手大橋貴洸四段
後手藤井聡太四段
戦型角換わり腰掛け銀

 

棋譜の再生は、Flash Playerで動く将棋棋譜再生盤「Kifu for Flash」を使用しています。

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戦型は、角換わり腰掛け銀で[後手]藤井聡太四段の一手損角換わりとなりました。

先に仕掛けたのは藤井聡太四段、中盤80手ぐらいまで一進一退の攻防が続きます。

徐々に有利になっていったのは、大橋貴洸四段でした。
先手優勢にまで形勢を築いた大橋貴洸四段でしたが、見落としがあったようです。

藤井聡太四段の妙手で形勢は一気に逆転! 驚異の終盤力で先手玉を仕留めました。

 

気になった局面を将棋ソフトで棋譜解析、解説していきます。

 

 

大橋貴洸四段vs藤井聡太四段のぷち棋譜解説

将棋ソフト平成将棋合戦ぽんぽこ
解析時間一手60秒

 

 

 

今回の棋譜解析に使う将棋ソフトは、「平成将棋合戦ぽんぽこ」(以下ぽんぽこ)です。

終盤100手あたりで、[後手]藤井聡太四段の評価値が(-1405)まで劣勢になりましたが、藤井聡太四段は諦めず難しい局面にします。

そして大橋貴洸四段が、ある手を見落としてしまいました。

 

やはり気になる局面は、藤井聡太四段の妙手ですね。

それは、118手目の△8四角です。

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118手目△8四角

△8四角は、「どうぞ角を取ってください」という手なのですが、これが大橋貴洸四段が見落としていた一手でした。

「ぽんぽこ」は普通に読んでいたのですが、人間がみると大駒の角を差し出すという手は、気づきにくい妙手ですね。

この角を▲8四同香と取ってしまったらどうなるのか、「ぽんぽこ」で検討してみます。

検討時間は6分です。

角を香車で取ってしまうと△8五桂が厳しい!

△8五桂は、先手玉の7七の退路を断ちながら△9七歩成を狙った厳しい一手なのです。

△8五桂以下、▲8九桂△6四香▲8六歩△7七歩▲同金△9七歩成▲同桂△7七桂成▲同玉△6五香▲2四歩△同玉▲4七馬△8七歩▲3六桂△1三玉▲6五馬△9六歩▲9三歩成△9七歩成▲8三香成△8八歩成▲同金△同と▲同玉まで「ぽんぽこ」の読み筋です。

※将棋棋譜再生盤「Kifu for Flash」にも、「ぽんぽこ」の読み手順の分岐があるので参考にしてください。

 

△8五桂と打たれてしまうと、先手優勢だった局面があっと言う間に互角になってしまうのです。

角が取れないので動揺したのか、大橋貴洸四段は疑問手を連発してしまい、藤井聡太四段に逆転され負けてしまいました。

 

 

藤井聡太四段~8戦目の感想~

デビュー以来、公式戦8戦を対局した藤井聡太四段でしたが、この対局が初めて苦戦した将棋ではないでしょうか!?

しかし対局を観戦する立場としては、逆転勝ちする将棋は見ていてハラハラドキドキして面白いですね。

そして本局のように妙手も飛び出す醍醐味もあります。

「羽生マジック」のような名称を、いつしか藤井聡太四段にも付けられるでしょう。

先に考えておこうかな! 「聡太イリュージョン」とか(笑)

 

藤井聡太四段の勝敗~8勝0敗/勝率10割~

藤井聡太 棋士~戦績/対局数-8局~
成績勝敗勝率
通算成績8勝0敗10割
2016年度8勝0敗10割
2017年7勝0敗10割
2016年1勝0敗10割

※年度は、4月1日から翌年3月31日の期間です。

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